「誰が見ているか」で即検索!kamui trackerに「視聴者属性検索」が登場。クリエイター選定の工数を劇的に削減する方法とは?

kamui tracker編集部

膨大な数のYouTubeチャンネルの中から、自社に最適なパートナーを見つけ出すのは、まさに「砂漠の中から一粒のダイヤを探す」ような作業かもしれません。

そんな選定業務の課題を解決するため、YouTubeデータ分析ツール『kamui tracker(カムイトラッカー)』は、2025年12月3日に待望の新機能「視聴者属性(推測データ)の検索」を実装いたしました。

今回のコラムでは、この新機能がどのようにマーケティング担当者の皆様の業務を変えるのか、具体的な活用メリットを交えて詳しく解説します。

従来の「クリエイター探し」における大きな課題

これまで、特定のターゲット層(例:20代女性、40代男性など)にリーチしたい場合、クリエイターの選定プロセスはkamui trackerを利用しても非常に手間の掛かるものでした。(kamui trackerのようなツールがない場合、視聴者属性は自社チャンネルのみとなります)

  • キーワードでチャンネルを検索し、候補をリストアップする
  • リストアップしたチャンネルをひとつひとつ開き、視聴者の属性データを確認する(kamui trackerのようなツールがない場合、属性は見られず、都度クリエイターに確認となります)
  • ターゲットと合わないチャンネルをリストから除外する

このプロセスでは、「候補を選んでから中身(属性)を確認する」という手順を踏むため、せっかく良さそうなチャンネルを見つけても、「実は視聴者層が全く異なっていた」というミスマッチが頻発していました。結果として、精度の高いリストを作るために膨大な時間を費やす必要があったのです。

新機能「視聴者属性検索」でできること

今回追加された「視聴者属性(推測データ)の検索」機能は、このプロセスを根底から覆します。これまでは「結果」として確認していた視聴者属性を、「検索条件」として最初に指定できるようになったのです。

具体的には、検索画面に追加されたスライダーを操作することで、以下の項目を直感的に絞り込むことができます。

  • 男女比の指定:「女性比率が80%以上のチャンネル」など
  • 年齢分布の指定:「視聴者の70%以上が18〜34歳のチャンネル」など

「誰が見ているか」という質的な指標を入り口にして検索をかけられるため、最初からターゲット条件をクリアしたチャンネルだけが検索結果に並びます。

マーケティング担当者が得られる4つの大きなメリット

この機能を活用することで、企業のマーケティング活動にはどのような変化が生まれるのでしょうか。大きく4つのメリットが挙げられます。

1. リサーチ時間(工数)の劇的な短縮

最大のメリットは、圧倒的な時短効果です。従来のように「リストアップしてから選別する」のではなく、「条件に合うものだけを抽出する」ことができるため、無駄な確認作業が一切なくなります。膨大なYouTubeチャンネルの中から、ターゲット属性に合致するチャンネルを即座に抽出できるため、リサーチにかかる工数を大幅に削減できます。空いた時間を、企画のブラッシュアップやクリエイターとのコミュニケーションなど、より本質的な業務に充てることが可能になります。

2. 「規模」ではなく「質」重視のマッチング

チャンネル登録者数や再生回数といった「規模」の指標は重要ですが、それだけで選定すると危険な場合があります。例えば、男性向け商材のPRなのに、女性視聴者が多いエンタメ系チャンネルに依頼してしまっては、高い費用対効果は望めません。

新機能を使えば、「誰に見られているか」という「質」の指標でチャンネルをリストアップできます。「20代女性向けコスメ」なら「女性比率高め・20代中心」、「ビジネスマン向けサービス」なら「男性比率高め・30〜40代中心」といった具合に、商材と親和性の高い視聴者を持つチャンネルをピンポイントで狙い撃ちすることが可能です。

3. 「隠れた優良チャンネル」の発見

キーワード検索やチャンネルランキングだけでは、どうしても有名なチャンネルや、SEOに強いチャンネルばかりが目に留まりがちです。しかし、属性データから検索することで、「知名度はまだそこまで高くないが、特定の層から熱狂的な支持を得ているチャンネル」を発見できる可能性が広がります。

こうした「隠れた優良チャンネル」はいわゆる「穴場」であり、タイアップ費用を抑えつつ高いエンゲージメント(熱量)を期待できるケースが多くあります。これまで認知していなかった有力なパートナー候補をいち早く見つけ出せる点は、競合他社との差別化においても強力な武器となるはずです。

4. 脱属人化

本機能を利用することで、初めてクリエイターのピックアップ作業を行う新人もベテランと同じような検索結果を得ることができます。

これまでは「どのキーワードで探せばターゲットに辿り着けるか」といった、個人の勘や経験値に依存する部分が多く、特定の担当者に業務が属人化してしまうリスクがありました。もしその担当者が異動や退職をしてしまうと、リサーチのノウハウが失われ、施策の質が低下しかねません。

しかし、数値として「視聴者属性」を直接指定できるようになれば、誰が担当しても客観的なデータに基づいた一貫性のある選定が可能になります。チーム全体のリサーチスキルの底上げにつながるだけでなく、組織としてのリスクヘッジにも貢献します。

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